「現地からのメッセージ」とかって

 Tarte(JOICFP発行のメルマガ、"Talk About Reproductive health/rights To Equality"の大文字部分を取ったもの)で流れた中越地震関連の情報。
 これ、実は「悪質な噂」とのこと。「流言研究」のサトウタツヤネタですね。資料にしておきます。

「大人用紙おむつ」「女性用生理用ナプキン・パンティライナー」「カイロ」を送ってください。
■救援物資の届け先
〒947-8501
新潟県小千谷市城内2-7
小千谷市災害対策本部 あて

小千谷市役所、小学校での救援物資の配給や、炊き出しなどを手伝っています。
現場はまだまだ混乱しているし、人出も足りていません。
そんな状況下で、マスコミの取材陣が50人近く現場付近を陣取っています。
小千谷市役所の正面に車を止めて、そのために、救援物資を運ぶトラックは遠くに止めることしかできず、ボランティアの人たちがせっせと現場に物資を運んでいますが、報道陣は、それを手伝う気配すらありません。
心労と肉体的疲労が積もっている被災者のかたがたに、当然のようにマイクを向け、24時間カメラをまわし続ける神経もさっぱり理解できません。
現地では今、「大人用の紙おむつ」が不足しています。
「赤ちゃん用おの紙おむつ」は足りています。
あとは、トイレが使えなかったり、下着をかえられなかったりするので「パンティライナー」があると重宝しますが、こちらではもう品切れで手に入りません。
P&G花王ネピアなどの紙おむつメーカーに電話をして、現状を伝えてください。
夜の寒さが厳しいです。お年寄りは使い捨てカイロをもむことすらできないので、「貼るカイロ」が必要です。
マスコミの仕事は、こういった情報を伝えることだと思うのですが?

先日はこのあと、小千谷小学校に小泉首相が来るということで、マスコミ報道人の数はさらにふくれあがり、「毛布の配給ができないので、小泉さんが返るまで待つように」という連絡が入りました。何のための視察なんでしょう??
午前中にも、数名の政治家さんが小学校に来ましたが、トイレはどこかとたずねられ、仮設トイレを案内したところ、「わたしに仮設トイレを案内するつもりかね?」と、いわれたそうです。
いったいこの国は、どうなっているんでしょう....。

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現地では、大人用の紙おむつと、パンティライナー、貼るタイプのカイロを必要としています。

これらの商品を販売している企業の「お客様相談室」宛てにメールを送ったり、電話をかけたりして、「小千谷市の被災者が求めているもの情報」を、伝えてください。
あなたのblogやHPの中で、ただ伝えるだけでかまいません。

皆さんの声が企業を。行政を動かします。
マスコミはたよりになりません。
マスコミへは、支援活動の妨げとなり、被災者の心労を倍増させる今の取材のやり方についての、抗議の声をあげてください。
あまりにひどい状況です。

小千谷市にも、続々と個人の方からの救援物資が届いています。ありがとうございます。
しかし、それを種類別に分けて、配布する人出がありませんので、以下の点に注意して送っていただけると大変助かります。
*段ボールには、外側に「毛布」「洋服」「下着」など、中身を大きく書いてもらえると助かります。

くつした1足、下着1枚でもうれしいのですが、できれば、ご近所の方と声かけしあって、ある程度まとまった数があるととても助かります。