今日のこと

 今日は夜まで大学にいなければいけないので、午後出勤。というか、それで油断して寝過ごしたせいで、ゴミ捨てができなかった。失策。
 大学に豊中市の男女共生センター?から封書が来ていて、「人材データベースに登録しろ」とのこと。前もどこか大阪府自治体から似たような郵便物をもらったような気がする。いちいち全国の自治体に登録していたのでは、時間がいくらあっても足りないので、「ゆかりはない」という理由をつけて、丁重なお断りの手紙を送る。念のために、送った手紙に書いた文章は、ファイルにセーブしておく。(←使い回す気だな)
 3時から大学院講義(ゼミ形式)。前回できなかった木本喜美子『女性労働とマネジメント』の第2章。報告の後、M1の学生の修論をめぐって小一時間いろいろと議論をする。彼女のモチーフであるらしい中小企業でオフィスワークをする四大卒の若年女性の不満は、どういう構造的要因に連関しているのか、とか、まあ基本的なところを。
 終わったら5時をかなりすぎていて、あれこれ片づけなければいけない事務仕事をしてたら、6時になり、昨日も来た4年生が卒論の相談に。それほど長くかからず、2、3の指示をして終わる。そのあと生協の食堂で食事をして、部屋へ戻って月曜の入門ゼミの予習。来週は、中内敏夫さんの「子ども時代の生きられた百年」(著作集版)がテキスト。これは最初にやった論文の内容が活かせるはずである。
 中に出てきた、史料論を語る中での


「[主体の]形成の過程は、作文として残ってゆく文章に書く行為を通してだけ進行するのではなく、文に書く書かないは別にして、ある場合には語ることを通して、ある場合には造形活動を通して、さらにある場合には沈黙を通し、さらには非意識のかたちで進行するからである。」
という一節に感銘を受ける。*1
 19:40になったので、レポートを回収に出かける。計17名が提出していた。電車の時間があったので、今日は採点は見合わすことにして、部屋へ戻って荷物を取って駅へ。

*1:なんでこんなところに感銘を受けるのか、わかりづらいと思いますが、いろいろと文脈があるのです。日記で説明するのは、くどくなるのでカットさせていただきますが。