雪は降る、あなたはこない……
今日はところにより大雪。
出勤したら、ゼミの4年生からメールが届いていた。「今(12:17)起きました。すいません仙台の実家です。今から車で逝きますが遭難しそうです。」
即座に「来んでええ」と返事しましたともさ。(笑)雪の山越えでは、どうせたどり着いても4時過ぎである。
ゼミは13時から。今日は4年生の卒論進度報告&個別アドバイスだけなのだが、なんだかみんな個別アドバイスを受けられる状態にない。(てか、上記のごとく、来てないやつもいるわけで。)
いちおう半分ぐらいできているというのが一番進んでいる学生のようであった。いつになくおそーい! あわてて3年生に「キミら、話聞かないで」と無茶をいう。でも、これが普通だと思われては困るのである。
昨日、某女子大の学生さんの卒論(250枚近い大作)を見せていただいたばかりなので、なんなんだこれはとガックシくる。でもそれもこれもみんなわたしの指導が悪いせいなのだろうきっと。
聞ける範囲でアドバイスもし、ゼミ室を出て、3年生と立ち話。
「実家帰って、大学のこととか訊かれた?」
「はあ、まあ。」
「なんて言ったの。」
「介護するのが女ばかりでないような社会をつくるにはどうしたらとか、そういう話を。」
「……いやそれなんかくっついてるし。(笑)」
社会福祉実習とゼミのテーマとのハイブリッド・チャイルド。
でも、ちゃんとハイブリッドにして説明できるのは大事なことです。
「ゼミでやってることをそのまま言ったら、『遊んでるだけか』って。」
「……まあテレビドラマをとにかく観てるわけだしねえ。」
おまけに指導教官の単著ではなんだかマンガばっか読んでるみたいだし。しかも少女マンガ。親にしてみればなにやってんだ金使ってって気になるだろうなあ……。