デジオを聴く

 mika_kobayashiさんの「デジオで写真」を聴く。デジオを聴く時は、朝ダウンロードしてMP3のファイルをiPod miniに転送し、バスとか電車の中で聴くことが多い。なんとなく得した気分になるからだ。
 今回は「アサヒスーパードライ」。(id:mika_kobayashi:20050413)
 確かにこのビールの広告は男性をフィーチャーしたものが多い。テレビCMは何種類かパターンがあるが、一つは世界を舞台に活躍している男性のスポーツ選手、レーサー、ジャーナリスト、アナリストの活躍の現場を映像化し、最後にみんなでビール……というもの。中心人物が男性なのはもちろん、しばしば周囲の人間も男性が多数を占める。
 もう一つのパターンは、あまり著名なタレントなどを使わず、エキストラ中心にいろんなシチュエーションで男女がビールを飲むシーンを映す、というもの。ビアガーデンやガーデンパーティなどを含め、アウトドアのシーンも多い。このパターンの場合も、実際にビールを飲んでいる人の中には男性も女性もいるのだが、比率はともかく、カメラの焦点は男性に合わせられていることが多い。
 そうしたスーパードライの広告のマスキュリンな(あるいはmale-centredな)側面を、キャッチコピーなどを含めて指摘しつつ、デジオでは広告に使われている「写真」に注目する。「この手誰の手?」――なるほど、これは男の手、ということなのか。ううむ。

 ※なお、わたしはスーパードライは飲みません。というか、そもそもビールはあまり飲まないのですが、飲むんだったら一番搾りかなあ。あとはモルツか。でなければ、トラピストとかそっちにいっちゃいます。