トクヴィルとデュルケム

 今日届いた本。

トクヴィルとデュルケーム―社会学的人間観と生の意味

トクヴィルとデュルケーム―社会学的人間観と生の意味

 菊谷氏の博士論文に加筆訂正がなされたもの。地味だが着実な仕事をしている氏の人柄が分かるような筆致。1本1本の論文を取るとその意義が見えないこともあるようなのだが、こうしてまとまった著作として結実すると根底にある問題関心が浮き上がってくる。
 ……といっても、この本自体はまだ読んでませんが。(笑)まあ、何本か論文を読んでるし、院生時代から議論をしてきたので。

 ところで、本を開くと、扉裏にぽつりと小さな活字で一言。「妻へ」。
 いやあ、某K氏にねちねちと、決して直接的にではなく、文句というか嫌みをいわれそうな。(笑)