気分転換というか
図書館に行ったら豪雨にみまわれてしまい、傘を持っていなかったので、雨やどり。雑誌ルームで特集*1にひかれて『臨床スポーツ医学』(7月号)を読む。
特集:アミノ酸とスポーツ栄養学 編集:下村吉治
- タンパク質合成の調節機能とアミノ酸 吉澤史昭
- アミノ酸と筋タンパク分解抑制 森下幸治
- アミノ酸と運動による体タンパク質合成 岡村浩嗣
- 骨格筋タンパク質代謝とアミノ酸 小林久峰
- 運動による分岐鎖アミノ酸代謝の促進 村上太郎
- 身体トレーニングの効果を高めるためのタンパク質栄養―栄養サプリメントの摂取タイミングの重要性― 水野眞佐夫
- アミノ酸飲料が運動パフォーマンスに及ぼす可能性 濱田広一郎
- 遅発性筋肉痛に対するアミノ酸サプリメントの効果 野坂和則
- 筋肉痛および筋肉疲労に対する分岐鎖アミノ酸飲料の効果 佐藤寿一ほか
- 分岐鎖アミノ酸の機能:免疫および脳内神経伝達物質との関係 下村吉治
- スズメバチ栄養液アミノ酸配合 土田博
いちいち細かいことまで覚えていないが、だいたいこんな内容だった。
トレーニング後のBCAA摂取は2000mg必要であるが、食品では牛肉70g、マグロ40g(刺身で4切れ程度)、鶏卵2個、牛乳2杯(400ml)中にそれだけの量が含まれるという。トレーニング中の摂取も、筋肉からのBCAA離脱を防止するのに役立つとか。この場合はサプリメント食品でということになる。
あと、BCAAだけ摂取して絶食、とかはよくないらしい。食べ合わせが大事で、炭水化物をとるようにという指示もあった。
ちなみに、大塚製薬の「アミノバリュー」(500ml)には2000mgのBCAAが含まれている。(まわしものじゃありません。論文中でも出てきます。「VAAM」も出てくるけど。)
ひまつぶしとしては、けっこうおもしろかった。