これが(ラ)のつく第一歩!

ラカンの精神分析 (講談社現代新書)

ラカンの精神分析 (講談社現代新書)

 「第3章 ローマの隅石」。ようやく対象aがちょっと出てきた。
 ラカンは教祖サマというイメージがあったのですが、政治家でもあったというか。いややっぱ教祖サマは政治家でないとつとまらないのか。

 引き続き「第4章 言語という他者」。精神分析のおさらい。いいんだけど、ときどきさしはさまれる「余談」とか「たとえ」がびみょー。この章では『ドラゴンボール』。


いちばん強烈だったのは、あれですかね、「メモリ不足のパソコンで圧縮されたファイルを開こうとするようなもの」ってやつ。(『フロイトラカン』)