上野千鶴子さん講師任用拒否事件:国分寺市の回答

 おとなしくしていようと思いましたが、この件で動きがあると取り上げざるを得ませんね。(笑)
 2/13付けの回答が国分寺市から上野さんに昨日届いたそうです。

  1. 国分寺市教育委員会は,東京都教育委員会と実施計画書の内容について協議しましたが,東京都教育委員会の意向からモデル事業の再委託を受けることは困難と判断し,本事業を実施しないこととしました。
     なお,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第17条により,国分寺市教育委員会の権限に属するすべての事務を教育長がつかさどっています。
     したがいまして,責任者は国分寺市教育委員会教育長です。
  2. 国分寺市教育委員会は,不適切であるとの判断はしておりません。

 念のためにもう一度質問を掲載しておきます。

(1)今回の国分寺市の委託事業の拒否にあたって、都および市のどの部局がいかなる手続きによって意思決定に至ったか、その責任者は誰であるかを、私にお示しください。
(2)その際、上野が講師として不適切であるとの判断を、いかなる根拠にもとづいて下したかを、示してください。

 つまり、国分寺市教育委員会)としては不適切だとは思わないが、都教委の意向に添わないと考えて、国分寺市の教育長の責任で事業を中止したということでしょうか。(いいのかな、この解釈で?)

■関連エントリ

 ※エントリのタイトルは簡略化したり変更したりしています。

■付記

 国分寺市議のかめくら順子さんのサイトに、この件について興味深いやり取りが載っています。