福島県知事選'06・公開質問状

 次の日曜日(11月12日)が投票日の福島県知事選にむけて、ふくしま女性フォーラム(WFF、http://myriel.jp/wff/)は各候補者に公開質問状を送り、回答を求めました。最終的に5名の候補者のうち4名から回答がありました。
 本日マス・メディア向けに回答を配布し、フォーラム会員向けには資料として整理したものを送付する予定です。公職選挙法との関係でWeb等での公開ができないので、一般の方々に直接結果をお知らせすることはできません。ご了承ください。
 なお質問文本文は、フォーラムのWebサイトからダウンロードすることができます(PDFファイル)。

 以下、一連の作業にかかわった一人として、感想を述べます。
 今回の選挙戦の開始当初、候補者はほとんどジェンダー関連(男女共同参画関連といってもけっこう)の施策について口にしていませんでした。せいぜい「子育て(支援)」に言及する程度。選挙戦では重要な論点ではないと考えているのか、そもそも関心や知識がないのかは分かりません。今回公開質問状を出したのは、ほとんど出てこないこの問題についての「候補者の胸の内」を知りたい、投票をする人に伝えたいと考えたからです。
 結果、力を入れて回答してくださった候補もいたらしく(選挙事務所とのやりとりを直接担当した者からの伝聞)、言いたいことを引き出せたのなら、まったく無駄なことをしたわけではなかったと、これまでのところは思っています。問題は「伝える手段が限定されている」ということですが。(メディア頼り、というのはなんとも情けない。)
 なお、回答がなかったのは森雅子候補です。自民県連を通じてなど、何回かお願いをしましたが、最終的には「回答しない」とご返事をもらいました。とりあえず個人としては、「回答しないのも回答のうちである」と受けとめることにしています。
 メディアで詳細が報道されれば、回答内容にもふれていきたいと思います。

■回答について

 以下を参照。