シリーズ・今年のこの１冊(4)お役立ち

比較福祉政治―制度転換のアクターと戦略 (比較政治叢書)

　といっても、送っていただいた田村哲樹さん（id:TamuraTetsuki）がお書きになっている章だけしか読んでませんが。（を
　でも、火曜日に届いて水曜日に読んで金曜の講義のタネ本（というかタネ論文）にしたという意味では、最高に役に立ったといえましょう。

【目次】

• はじめに（宮本太郎）

• Ⅰ　戦略の刷新
  • 第１章　「第三の道」以後の社会民主主義と福祉国家（近藤康史）
  • 第２章　ポスト新保守主義時代の保守政治（野田昌吾）
  • 第３章　政治的党派性とサプライサイドの福祉政策（真柄秀子）
  • 第４章　福祉国家の再編と言説政治（宮本太郎）

• II　アクターの変容
  • 第５章　ジェンダー平等・言説戦略・制度改革――日本の『男女共同参画社会』政策の展開を事例として（田村哲樹）
  • 第６章　労働運動の変容（篠田　徹）
  • 第７章　フランスにおける新しい右翼（畑山敏夫）

• III　制度の転換
  • 第８章　福祉国家レジームの変容（渡辺博明）
  • 第９章　コーポラティズムの復権？（井戸正伸）
  • 第１０章　福祉国家と移民（水島治郎）
  • 第１１章　イギリス福祉国家の変容と多層的ガヴァナンス（小舘尚文）