ここのところ

 先週、今週、来週と、毎週末に大学の外で「人前で話をする」機会があって、準備で気が重いです。時間をとられるのはともかく。
 先週は「ワーク・ライフ・バランスについて話せ」、といわれて、悩んだあげくにワーク・ライフ・バランスについては結局話さずに、なぜそういったことが必要だといわれるのか、というところについて話をしてきました。話の内容を口にしたら、よく深夜に電話をかけてくるKさんから、「それって、ワーク・ライフ・バランスについて話してないじゃん!」とつっこまれました。いやだからそう言ってるってば。
 内容は大まかにいうと、

ジェンダー学への道案内

ジェンダー学への道案内

の第3章の後半とか、

家事と家族の日常生活―主婦はなぜ暇にならなかったのか

家事と家族の日常生活―主婦はなぜ暇にならなかったのか

のわりと最初の方の話とかと同じことです。(シンクロしかけた、というのはそういうことw)
 つまり、日本の男性労働者は「働きバチ」とかいわれるけど、「働きバチ」はほんとはみんなメスだし(←そこ、ツッコむところちゃう*1)、子育て期のフルタイム労働者の「総労働時間」ではむしろ「女性>男性」じゃね?ということです。つまり、労働と責任の負担が男女間で「アンバランス」。その結果、男女で家庭に対する見方にもギャップがある、というようなことも、某調査のデータ*2から指摘しました。
 あとまあ、品田さんの本では、なんで家事にそんなに時間がかかるのか、というところが、もっとていねいに書かれているわけですが、面倒なのでより身近に思ってもらえるように、ちょっとプライベートな話も入れたりしました。
 今度の土曜はなんだか、「共に生きる世の中づくり研究所」とかいうネーミングのセミナーがあって、そこで5時間ほど拘束される予定。これが2週連続であります。
 なんつーか、もうちょっとワーク・ライフ・バランスを取らせてくれという感じのスケジュールです。orz 特に気持ち的に。ああ今日もこんなに早く目が覚めてしまった。

*1:つーか、このネタあまりウケませんでした。orz

*2:福島市がやった調査なので、あまり知られてないはず。