読み始め
最初に買ったときパラパラして以来初めて開く。
- 作者: 中村桃子
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
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目次
- はじめに
- 第一部 「わたし」はことばでつくられる
- 第1章 ことばとアイデンティティ
- 第2章 「翻訳」のことばを読むーー再生産される言語資源
- 第三部 創造する言語行為
- 第5章 なぜ少女は自分を「ぼく」と呼ぶのか
- 第6章 欲望を創造するーー消費社会と<性>
- 終章 「日本語=伝統」観の閉塞を超える
- あとがき
中村さんの本はたぶん全部買ってる(「全部読んでる」ではない)。この本がいちばんとっつきやすそうだが、それでいてなかなか手強い。
そういえば、高校に入って初めて読んだ新書はこれだった。
- 作者: 寿岳章子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1979/10/22
- メディア: 新書
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「ことばと性」はわたしのなかで、長く深い問題。とにかくわたしの関西語の言語資源は「女ことば」だから、ということもある。子どもの頃、身近で話をする相手といえば母・祖母・従姉妹・叔母だったため。祖父は無口だったし、父はあまり関西語を口にしないしね。