ThunderbirdでGoogleカレンダーを管理する。

 福島の自宅、研究室、東京の家……と、あちこちでマシンを使っているので、スケジュール管理のために、オンラインのGoogleカレンダーを使ってみることにしました。
 ただし、Googleカレンダーは月別表示というのをしてくれないので、「MozillaのメーラThunderbirdプラグインであるLightningをGoogleカレンダーに対応させるプラグイン」(長い)を使うことにします。

■手順

  • 1. Thunderbirdをダウンロードしてインストール

 最新版2.0.0.16はGmailに対応していて、アカウントの設定がものすごく楽です。

  • 2. Lightningをダウンロードしてインストール

 プロジェクトのホームページはこちら。最新版は0.8だと思います。古いやつだと日本語に対応してなかったような気がします。
 ダウンロードしたら、Thunderbirdから「ツール」→「アドオン」→「インストール」でインストールします。
 なお、休日設定用のファイルは、こちらから。アルファベット表記はいらないなあ。(笑)

  • 3. Provider for Google Calendarをダウンロードしてインストール

 検索すればすぐ出てきますが、これです。「Firefoxにインストール」のボタンがありますが、Firefoxにインストールしてはいけません。ていうかできない。(笑)ダウンロードして、Thunderbirdからアドオンとしてインストールします。

  • 4. カレンダーの設定。

 あらかじめGoogleカレンダーが作ってあるものとします。
 まずGoogleカレンダーの「設定」をクリックして、Thunderbirdから使いたいカレンダーを選びます。個別カレンダーの設定画面の下の方に、「カレンダーのアドレス」という項目があるので、その中のXMLのボタンをクリックすると、ポップアップでアドレス(http://www.google.com/calendar/feeds/ユーザ・アカウント/[以下略]みたいな)が表示されるので、右クリックでURLをコピーしておきます。
 次にLightningで「カレンダー」→「新しいカレンダー」から、「ネットワークに保存する」を選んで、一番下の「Googleカレンダー」のボタンをクリック。先ほどのURLをペーストします。あとはアカウントとぱすわーどを入力して、カレンダーに名前をつければOK。
 なお、ネットワーク上のデータはキャッシュが可能です(「実験的」だそうですが)。カレンダーのプロパティから設定します。オフラインの状態でも、表示が可能になります。新しいスケジュールの追加などはできないようです。


■そのほか

 Thunderbirdをタスクトレイに格納できるアドオンがあるらしいので、それをインストールしとかなくちゃ。
 これでリナザウともシンクロできれば最高なんですが。←マイナーなのでけっこう足を引っぱっている