読了
- 作者: 菅野雪虫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/02/27
- メディア: 単行本
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- 作者: 菅野雪虫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/02/15
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なぜか三巻が二冊届きました。(泣)
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/12/01
- メディア: 文庫
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そういえば、昔「ミロクの決死圏」という映画がありましたね。(違)
コラボアンソロジー2 “文学少女”はガーゴイルとバカの階段を昇る (ファミ通文庫)
- 作者: 野村美月,ほか,葉賀ユイ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/10/30
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野村美月の短編2つがすごい。特に1本目。オチがよい。(遠子先輩の召喚獣はともかく。)
それはそうと、心葉ってなんとなくネイトとかぶってたんですが(イラストのせい)、やっぱりそうきましたか。
■追加
- 作者: 菅野雪虫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/11/27
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- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
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なんというか、経済史ファンタジー。為替制度が登場してはいるが、まだ貨幣が完全にそれ自身の価値を失っていない時期――というあたり。
よくテーブルトークRPGで、「報酬は1万ガメル」(註:銀貨10000枚)とかいってしまうことがあるが、実はこれほどの額になるとかなりの重量である(コンピュータゲームで剣10本とか抱えて歩くキャラクターも同じ)。本当は金貨や宝石、あるいは兌換紙幣などで支払われるべきだろうが、そのあたりはセッション中やリプレイではスルーされていることが多い。あまりゲームの本質に関わらないからだろう。*1
だがこの物語では、徹底的にそのあたりにこだわっている。なにせ、ストーリー上メインになる事件が、「貨幣の価値切り下げ/切り上げ」をめぐって起こるのである。
中世ヨーロッパの雰囲気も含め、世界観も練れている。もっとも、誤字とか誤記とかが、若干目につくことも事実。ふりがな間違うなよー。