相次いで

 共作していた妻のリー・エディングスが亡くなって、もう新作は書かないだろう、書けないだろう、書いたとしても、エディングス節はもう聞けないだろうと思っていたので、栗本さんの時とは違った受けとめかたではあるけれど。
 後からシリーズを読み返すと、「マロリオン」のベルガラスとポレドラの描写に、どうしてもデイヴィッドとリーの姿が重なってしまいます。安らかに……。