読了

ｆｆ１ ―フェアリー・ファイル― (富士見ファンタジア文庫)

　ヴィクトリア朝風の社会を舞台とした、比較的軽いタッチのファンタジー。主人公の女性は幽霊が見えるという能力を持っている。叔母が亡くなって孤独の身になった彼女は、とある裕福な家の女の子の家庭教師として雇われることになるのだが……。
　冴木忍は富士見ファンタジアでしか読んだことがないのだけど、女性が主人公なのは初めてかもしれない。

インポッシブル・ハイスクール〈2〉 (MF文庫J)

　ちょっと前の刊だが、ようやく入手。
　葛西さんの作品は、比較的パターンにはまったものが多い。この作品も、途中まで読むとオチが見えるようになっている。意識してやっているのか、天然なのか。しかし、にもかかわらず、きちんと読ませる作品になっているところが、ある意味すごい。

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