また打ち切り

　買ったのに行方不明で読めていませんでした。

星図詠のリーナ〈3〉 (一迅社文庫)

　「ライタークロイス」に続くシリーズ打ち切り。残念。

ライタークロイス (富士見ファンタジア文庫)

　こちらのシリーズを読んで、注目していた作家さんだったのだが、残念なことに中途で打ち切られてしまっていた。かなり壮大な舞台設定で、ストリーテリングや描写もそこそこだったので、育ってくれるのではないかと期待していたのだけど。
　今回の「リーナ」も、やや地味なテーマ（地図作成）ではあったが、ここで中断されてしまうと、なんとも消化不良である。姉妹の関係、傭兵の左腕の“竜”の謎、そしてなによりも、大陸地図の空白に何が書き込まれるのか、こういったことが宙づりになったままなのだ。リーナが地図を描くシーンも、とても楽しみだったんだけど。
　次は「書庫」も読もうかしら。

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