百合姉妹vol.5
百合姉妹 Vol.5 (SUN MAGAZINE MOOK)
- 出版社/メーカー: マガジン・マガジン
- 発売日: 2004/11/17
- メディア: ムック
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……だがしかし、いちばん楽しめたのが、森奈津子*2のエッセイだったってのはどーよ>じぶん
中山可穂にも松浦理英子にも森奈津子にも姫野カオルコ(の百合もの)にも引かなかったのに、「萌え系百合コミック」にやや及び腰になるとは。情けない。てか、レズビアン小説はおっけーで、萌え系百合はだめなんでしょうか。そうじゃないですよね、マリみては普通に平気だし。
とにかくどんなシチュエーションでも、好みの女性キャラに同一化できる×涜戯 →○特技をもつわたしとしては、今回自分の腰が引けてるのがやや気がかりなのですが。
……言い訳じみていますが、これはきっと絵柄の慣れ度が低いせいです。いやきっぱり。
その証拠に、以前読んだことのある森永みるく(「ホントのキモチ。」)はそんなに抵抗なかった。vol.4とvol.5のお話は結構好きです。以前の印象を少し修正。
あとですね。やはり登場人物たちが若いのがやはり少し。以前出ていたレズビアン・コミック誌『フリーネ』*3とかはけっこう年齢高い人たちも主役張ってますが、『百合姉妹』はさすがマリみて受容層をターゲットにしてる雑誌(てかmook)らしく、中高生あたりの年齢が多い。
vol.5では、蔵王大志+影木栄貴の「First Kiss」に出てくる学校の先生2人ぐらいがその上の世代というところでしょうか。まあやはり歳と共に、安易にティーンに同化できなくなるのはしょうがないですね。しくしく。
ところでこの「袋とじ」ってのはなんなんでしょうか。オヤジ系雑誌でもよくあるみたいですけど、こんなのなくて出せないんでしょうか。(「袋とじ」という存在自体が美しくないでしょう。)しかも中にはAVの紹介まであるし。AVって確実に萌え系じゃないと思うんだけどなぁ……。
ともあれわたしも、厳密に言うと定義上レズビアンにはなれませんが、それなりに「クィアですよね」(by yoko)な人なので、どうぞおひとつ。あ、なに書いてんだかわからないし。(笑)