今日のこと

 右目はまだ完治にはほど遠い。朝起きた時、なんだか妙にゴロゴロした感じで、かつ視界に幕がかかったようだったのだが、鏡を見てそれがものもらいが破れて膿が出たせいだとわかった。目を洗って膿は流したのだが、どうも痛みが取れない。なおよく見てみると、破れた部分の皮がめくれて、まぶたの奥に入りこんでいた。めくれただけなので、洗ったぐらいでは取れないのだ。これか、と思ったのだが、やはり目なのでちょっと手を出しにくい。ものもらいそのものの痛みはあまりないのだが。
 とにかく右目が利き目なので、こちらが見えないと不自由でしょうがない。結局今日は授業もないので、昼過ぎまで目を閉じたままだらだらと過ごしてしまった。
 ようやく2時過ぎに違和感がおさまったので、家を出て、まず少し離れたところにあるクリーニング屋へ。ここに実は去年の5月頃からずっとコートを繕いのためにあずけてあったのだが、先週の土曜にようやく「できました」と連絡をもらった。仕上がりを見てみたが、なかなかきれいにできている。さすがにプロの技。触ればわかるのだが、ぱっと見には全く気づかないぐらい。でもなんでこんなに時間がかかったのやら。向こうもそれは分かっているらしく、すこし料金をまけてくれた。(らっきー)
 だがそれだけではなかった。帰り道にあれ?と思ってコートのポケットを探ると、行方不明だった手袋と、さらにはチューインガムが出てきた。ポケットにあったのにクリーニング屋さんは気づいていなかったのか、それとも気づいてたけど黙っていたのか。手袋が見つからなくて不自由していたので、せめてその前に一度まだ時間がかかると連絡してくれた時に、教えてくれてもよかったろうに、とうらんでしまった。(ガムはさすがに食べる気にならずにそのまま捨てた。)
 一度家に戻って荷物を持って大学へ。何もなければそのまま「自宅研修」にしてしまうのだが、今日は学類長選挙(他大学の学部長選挙に相当)があるので、出て行かないわけにはいかない。前回すでに予備選挙で候補者は決まっており、選挙自体はほんの10分ほどで終わった。そのあと開票と教員会議(教授会に相当)での選挙結果の確認。結果はまあ、順当な人選であったといえるだろう。
 大学での用事は今日はこれだけ。あとはメールの読み書きを少しして、明日の大学院講義であつかうテキストをカバンに入れて家へ戻る。電車の中ではクリエにうつしておいたファイルで、学生の卒論原稿のチェック。最後のツメがまだ甘いが、大枠はできあがっているので、あとはどれだけ〆切当日までねばれるかだろう。
 さて、ちゃんと時間を守って食事をして、薬を飲まないといけない。抗生物質を飲んでいるので腸の調子が悪くなるかもと思い、ヨーグルトを買って帰る。そのほかパンや、買い置きがなくなっていたパスタやクラッカー、即席スープなども仕入れておく。この土日は福島の自宅にいるので、もっと買い物をしてもよかったのだが、明日はどうせ昼夜外食になるはずなので、土曜に買い物すればいいや、と横着を決め込んだ。夕食はトマトソースのパスタと、買ってきたローストビーフをメインにしたサラダ。これも横着といえば横着だが、なんだか頭痛がするので(昨日変な寝方をしたせいか?)、あえて手抜き。何か忘れたと思ったら、果物を買っておくのを忘れたのだった。まあいいか。