読書中:数土直紀『自由という服従』

自由という服従 (光文社新書)

自由という服従 (光文社新書)

 奈良へ行く新幹線の中で読んでいたのだが、その時読んでいた箇所の内容がまったく頭の中に残っていないことに今気づいた。ということで、最初から読み直す。
 でも、やっぱり面白い。小笠原さんの本について書かれたところがなんか物足りないのだが、それはたぶんあらかじめ彼女が書いている内容がわかっていて、新鮮さがないからだろう。
 ところで、サッカーについての章は、サッカーに関心がない人にとっては何のことやら、だろうなあ、やっぱり。こういうところで、ときどき性別による知識の理解度の違いというのが出てくることも指摘されている。(男女の関心領域の相違が、学習の見えない部分で影響を及ぼしているということ。)もちろんサッカー好きかどうかは性別だけで決まる訳じゃないけどね。よし、やっぱ授業ではリカちゃん人形の話を中心にしてみるか。(<できないだろ)