期待しすぎない結婚観


 はたまたこんな意見も出てきました。
 「結婚しても仕事は続けると思う。もし離婚したら誰が自分の面倒を見るんだ!って感じ」
 などなど…。彼女たちのほとんどが何重にも保険をかけるかのような口ぶりで未来を語るのです。実にさまざまな結婚観を抱いているものの、結婚というものにできるだけ過大な理想を抱かないよう現実的であろうとする10代女の子。

 ちょっと前のものですが、博報堂生活総研HP・@HILLのコラム。(ちなみに取り上げられているのは、インターネット調査の結果です。)
 「ケッコン……」とかいう人に向かってわたしはよく、「結婚は両性の合意によるって憲法に書いてある*1んだから、合意がなくなったらやめてもいいんだよ。」とぼそっとつぶやいたり、続けて「だからやめても大丈夫なようにしておきなさい。」(=経済的基盤をきちんと作っておきなさい)と言ったりするので、なんとなくシンクロした感じ。「夢」はないけどね。
 ……だからゼミ生の結婚式に呼んでもらえないんですか。そーですか。

*1:24条のこと。なおこの記述ですが、ジェンダー平等の規定ではありますし、字面でも確かに同性婚を排除しているけれど、「当事者である両名」という含意があるわけで――つまり解釈でそのへんはなんとかならないかなと思うのですが、どうでしょうか。ダメですか。