読了:高根正昭、『創造の方法学』

創造の方法学 (講談社現代新書)

創造の方法学 (講談社現代新書)

 以前inainabaさんのブログ(id:inainaba:20050215#p1)で紹介されていたので、読んでみようと思いたった。父親の本棚にあったはずで、すでに読んでいてもおかしくはなかったのだが、なんとなく今まで一度も手に取ったことがなかった。
 大学院のテキスト、というのはちょっと信じられないが、学部の1、2年生向けのゼミで使われていてもたしかに不思議ではない。
 まじめなコメントはこのぐらいにして(って全然コメントしてないが)。178ページ。

「これは考えさせられる問題である」「……を紹介しよう」「……を読みとることができる」「という事実を指摘している」「いくつかの論点が目につく」「この点にくわしい」。これらの言葉はある新聞のある月の論壇時評から、実際に採取した言葉である。

 もちろん批判的に著者は述べているわけだが、逆にいえばこれらの言葉をうまく使えば時評ができるということである。メモメモ。(ごらぁ)