「夢をあきらめないで」
歌手の岡村孝子(43)のヒット曲「夢をあきらめないで」が18年ぶりにシングルCDで復活することが30日、分かった。同曲はテレビ朝日系「熱闘甲子園」のイメージソングに使われ、甲子園の応援歌として長年、歌い継がれてきた。甲子園を目指す熱血球児を描いたコメディー映画「逆境ナイン」(7月公開)の主題歌に決まったことから、音源がクリアになったデジタルリマスター盤で発売されることになった。岡村は「驚きとともに、感激しています」と喜んでいる。
(中略)
売り上げ枚数としてはそれほど多くはないが、収録されたアルバムの合計売り上げは160万枚。高校球児の間では、ピンチの時に伝令が投手のところに走り、同曲を歌うと、ピンチを切り抜けられるとの伝説もあるという。
ほんまかいな。
とはいえ、このニュース読んで、『アンダンティーノ・ア・テンポ』(同曲収録のアルバム)*1を聴きながら帰ったわたし。
んで、さらにつられてお買い物。
- アーティスト: 岡村孝子
- 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
- 発売日: 2000/08/23
- メディア: CD
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
- アーティスト: 岡村孝子
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2005/03/23
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (37件) を見る
まあ、ソロ活動20周年お祝いってことで。
実は岡村孝子さんのベストアルバム、『AfterTone II』は、わたしが生まれて初めて買ったCDだったりする。その後、EnyaとかAnthony Phillipsとか辛島美登里とか杏里とかたくさん買い込んで*2印象が薄くなってしまったけど、最初これを聴いた時の音のよさ(CDというメディアのね)は強烈な印象だった。
いえ、もちろん孝子さんの「曲」も好きですよ。
彼女の曲は80年代の、特に初期の、まだ声にパンチがあった頃のものが好きなのだが、加藤晴子とのデュオであった「あみん」の「待つわ」の印象もかぶっていたりする。とにかく内省的で、暗い。だって、「待つわ」なんて、あなたが振られるまでじっと待ってます、なんて、とことん暗い曲じゃん。石川ひとみが歌ってたユーミンの「まちぶせ」にも通じるものがある。
しかも、痛い。ソロデビューアルバム『夢の樹』の1曲目「風は海から」みたいに、ほかに恋人(か結婚してるかはわからないけど)がいる相手との恋愛とか、『Liberté』の「電車」みたいに、昨日振られちゃったのに今日も会社いかなきゃとか、ツラいし痛い。痛すぎ。(いや、当時のわたしには、ということですけど。)
中古でこつこつ探したので時間はかかったけど、『AfterTone II』までのアルバムは全部買ったし、その後も2000年頃までのアルバムはほとんど買ってる。なんだかんだでファンの一人のようです。