『心脳問題』・引き続き第二章〜第三章

 まず第二章。ここは問題を考え始める出発点。議論の整理。

第二章 心脳問題の見取図――ジレンマと四つの立場

  • はじめに
  • 心脳問題という難問――やさしい問いとややこしい議論
    • 古くて新しい問題
    • 前史としての心身問題
  • 心脳問題の特質――「ある種の知的な気分」
    • 「イージー・プロブレム」と「ハード・プロブレム」
    • 心脳問題の堂々巡り
    • 「ある種の知的な気分」
  • 回答集――四つの立場
    • なぜ回答集か
    • 回答案は四種類
    • 唯物論
    • 唯心論
    • 二元論
    • 同一論
    • クオリア」について
    • 正解は確定されていない

[間奏]脳研究小史 (略)

 ……眠くなってきたのでとりあえずはここまでで。
 間奏部分は飛ばすことにケテーイ。(いちおう線を引いたとこだけ読み直す。)

■午後再訪

 誤植確認。(p.100)

 「創発」とはなにか。いま複数の要素が関係しあう全体を「システムと」呼ぶことにします。

おそらくカッコの位置がずれております。

 103ページの「唯脳論」を入力しようとしたら、「結納論」になってしまった……。「日本の婚姻にまつわる諸慣習について」。

■第三章

 続き。

第三章 心脳問題の核心――アンチノミーと回帰する疑似問題

  • はじめに
  • 心脳問題の争点――カントの第三アンチノミー
  • アンチノミー=ジレンマの解毒剤――「重ね描き」
    • 日常の経験はニセモノか?
    • 「重ね描き」という処方箋
    • 科学的世界像の越権
    • 心脳問題の震源
    • 「重ね描き」の意味
  • 権利問題と事実問題――ジレンマふたたび
    • 理解はできても納得ができない?
    • 権利問題と事実問題
  • 解決されず解消あるのみ――回帰する疑似問題
    • 心脳問題は解消あるのみ
    • 「回帰する疑似問題」
    • 探究を振り返る
    • 心脳問題は社会へ向かう

[間奏]デカルトの神話

  • なぜデカルトか?
  • 奇妙なねじれ――自然学と哲学
  • 自然学者デカルトvs哲学者デカルト
  • 対決のゆくえ
  • 乗り越えるというよりはともに身もだえる