『心脳問題』第四章

第四章 心脳問題と社会――社会と科学、そして生

  • はじめに
  • 科学の原理――同一性と一般性
    • 同一性/一般性
  • 科学の力――科学/技術とジレンマ
    • 予測と制御
    • 第二のジレンマの根
  • 脳科学――「脳のスペック」
    • 脳科学の営み
    • スペックの内と外
  • 脳中心主義――現代社会の根本教理
    • 「スペックこそすべて」
    • 脳中心主義の盲点
    • 本当の問題
  • 脳科学と社会――バイオテクノロジーとコントロール型社会
  • 心脳問題の横滑り――「ある種の知的な気分」の政治性
    • 生物学的情報の政治性
    • 生物学的コントロールの全面化=コントロールにたいする政治的思考の脱落
    • 「ある種の政治的な気分」
    • 「ただなか」で考える
    • 探究を振り返る