で、買ってきたのがこれ

 早く話進めてよ〜。(まだ中は読んでませんけど。)
 最初の頃は、世界構築のために書き込みをしなければいけないというようなこととかがあって、ずいぶんと密度が濃い作品だったわけですが、いったん世界が創り上げられてしまうと、今度はその世界が惰性化してしまい、いろいろたくさん書いても冗長に感じられてしまうのが悲しいところです。
 書く量が昔は折りたたまれて厚みになったわけだけど、今はべろりんと長く伸びたままになっていて。
 でもまあ、そこで厚い記述を取り戻すのが、本当の一流のプロなわけですよ。栗本さんはたしかに「プロ」ではあるわけだけど、昔のファンとしては「一流の証明」がほしいわけで。