PDAになにを求めるか

 自分の頭の中をまとめるためのメモ。*1
 PDAになにを求めるか、という問いに正面から答えるよりは、今Clieに何をさせてるかを考えてみると。

  1. 辞書引き:「英辞郎」を入れています。
  2. スケジュール管理:K's Datebook。これは便利。見やすいし。一番使用頻度が高い。
  3. ビュワー:テキスト、画像(主に地図)。たまに。
  4. MP3プレーヤ:iPod mini 買って使用頻度ががくっと減りました。音は悪くないです。
  5. メモ書き:CrsMemo使用。手書きはしんどい。(*)

 (*)まあPalmマシンはビュワーですから、というご意見もあるかと。
 このほかに、Palm OSの特徴として起動が速い(基本的にソフトはみなメインメモリに置かれ、起動状態にある)ということがあります。ビュワーとしては必須の条件。
 確かに、Clieを買ったそもそもの動機が、スケジュール管理をいつでもどこでもということがあったので、この点は重要。発想の展開としては、紙のスケジュール手帳を電子化したついでに、メモやビュワーなんかも一緒にしてしまえ、という順番でした。
 このほか、ノートPCも持っているわけですが、これはどちらかというとモバイル・オフィス・マシンという意味合いが強いですね。もともとはWindowsCEマシン(モバイルギア)を使っていたのですが、これにフリーのスケジュールソフトをインストールして使っていた時には、2つの役割があったということでしょうけど。
 モバイル・オフィス・マシンとしては、データがある程度たくさん入ること(CEマシンにこれを求めるのは酷)、ある程度長さのある文章を編集するための日本語入力環境が整っていること(モバギはATOKがプレインストールされていたので合格、エディタはPWZがありました)、ある程度きびきび動くこと、連続した長時間の使用に耐えること(マシンのほうは電池がもつこと、人間のほうとしては目が疲れないこと)、できるだけ軽いこと、そして特別なアダプタなしでネットにつながること*2、という条件があるでしょうか。モバギはきびきびというところと、DSTNなので液晶が見にくい、というところでマイナス点が大きかったですね。(微妙に不満が残るマシン、とどこかで書いた覚えがあります。)
 その後、VAIO C1(壊した)、Dynabook SSを経て、現在はNEC LaVieのGシリーズを使ってますが、このマシンはパワーは十分すぎですし、視認性も抜群、持続力はまあ普通、というところなのですが、なにぶん重い(2.1Kg)。これだけはかんべん、ということで、普段は持ち歩きません。そのかわり画面が広いので、スキャンしてPDF化した紙の書類や論文のコピーなんかを表示させて読むには適しています。これがモバイル・オフィス・マシンとしての理想型でしょうか。(Let's Noteの大画面タイプにしておけばもう600g軽かったのに、と今になって後悔。でも高かったのです。)
 C1はモバギとほぼ同じ大きさでしたので、こういう用途に使うには画面が狭すぎました。ただ、可搬性と持続力は抜群。もっとも、起動・終了に時間がかかるというのが最大の難点でしたが。(壊したのも実はこの点が遠因としてありました。)Dynabook SSはかさばるわりにはC1とあまり変わりない印象。今は手放しました。
 リナザウは、Clieの機能を全部担えるだけでなく、モバイル・オフィス・マシンとしての機能を一部(ある程度の長さの文章を編集可能というところ)を担えるようなマシンとして期待できそうです。C1000でもC760の中古でもいいのですが(C860は、今から買うにはちょっと)、ふだんはノートPCをもう持ち歩かなくなったことによってできたすき間を埋めてくれるのではないかと思っています。いざとなればキーボードつなげばいいわけだし。Clieにもキーボードはつなげますが、それで日本語を入力してみると、マシンの速度がついてきません。(笑)いや、これはリナザウでもありうる話ではあると思いますが。
 あとは……遊べそうだし。(笑)いや、プログラムとかはするつもりはあまりないですけど。日本語入力環境でATOKがあればなあ、というところですね。
(つづくかも。)

*1:書き終わって思えば、以下で書いてきたことはほぼこちら↓の中身と重なるように思います。http://www.yo.rim.or.jp/~mono93/mobile/

*2:昔はモデムからダイヤルアップでniftyにつながればそれでよかったのですが、今ならLANを介してインターネットへつなげること、ということになります。