社会政策学会大会

 専修大学生田キャンパスが会場。聴きたかった報告の時間を間違えていたことに気づき、しょっぱなからorzな出だし。

ジェンダーと雇用

  • 「ライフコースの自律性」(佐川成美・会津大短大部)
  • 「韓国と日本におけるソロマザーの雇用支援」(呉英蘭・佛教大院)
  • 「シングルマザーを対象とした就業支援策――ワークフェアの日本的展開(試論)」(田宮遊子神戸学院大

(座長・居城舜子)

 午後の最初のターム。フロアに数々のビッグネームが集った自由論題分科会。
 第二報告のタイトルにある「ソロマザー」という言葉は初めて聞いた。報告者によれば、「"single mother"、"lone mother"と比較して、より自立しているというニュアンスがある」という。
 ついでに少し呉報告の内容に触れておく。韓国も金大中政権のもとで「性主流化(gender mainstreaming)」政策が進められているという。その下でソロマザーの就業支援政策が展開されているわけだが、非正規雇用が進行してしまっているとか(これは日本も同様)。そのほか、両国の政策におけるジェンダー認識についても報告された。

「社会政策から労働問題へ」の時代――社会政策学会の歴史的回顧(1)

  • 「社会政策から労働問題へ――1950年代における研究動向の転換」(山本潔)
  • 「〈労働問題研究〉分野は、どのように形成され、どのように拡散していったか」(下田平裕身・信州大)

(座長・佐口和郎)

 別名「daisensei分科会」。(笑)報告者もダイセンセイでいらっしゃるが、フロアもダイセンセイ率高し。
 ちなみにわたしは社会政策学会の会員ではない。少しここで話を聴いて勉強しようかどうしようかと思ってたら、おなじみの某K先生に手招きをされてしまったorzので、参加。K院ゼミ生率も高かった。

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