椿屋珈琲店池袋茶寮探訪レポ

 ※本日、当初は恵比寿の東京都写真美術館へいくつもりだったのですが、頭痛のため予定を変更しました。

 談話室滝沢跡に今月開店。店の入り口は旧滝沢のものをそのまま使っているふう。朝日新聞の『be』でも新宿店は内装に金をかけていると書かれていたが、茶系で統一された店内はたしかに視覚的には落ち着いた雰囲気がある。
 メニューはブレンドコーヒー800〜900円、ケーキ500〜600円、というようなところ。ハーブティーなどもある。そのほかカレー(1100円)やサンドウィッチなど。ブレンドは豆の挽き売りもしてくれる。(200gで1000〜1200円程度。)
 わたしが注文したのは炭火焼ブレンド(900円)。サイフォン式で淹れたものが出てきた。わたしの好みよりは薄めだったが、合格点の味。見ていただけで注文はしなかったが、ケーキは大ぶりで、食べごたえがありそう。今日はよく売れたらしく、ものによってはほとんど残りがなかった。(後ろの席の女性客たちは、ケーキを注文しようとして、「それは今日はもう売り切れました」を連発され、「じゃあ、あるものを言ってよ(笑)」と切り返していた。)なお、最初にグラスに入って出てきた水は、レモンで香りがつけてあったもよう。
 客の入りは良好。日曜の午後だったせいもあるが、年齢層も幅広かった。通路を隔てたとなりの席の老夫婦が、「本店はどこ?」と店員にたずねていた。(ちなみに銀座。)滝沢時代の常連のようであった。
 店員はよく訓練されている感じだが、滝沢時代よりは女性の平均年齢がやや若いかも。茶器はロイヤル・コペンハーゲン。(全部かどうかは不明だが、わたしの周囲はみなそうだった。)
 そのほか、店内で携帯電話はアンテナが立つが、PHSは入らない。モバイルアクセスにはやや不向きだろうか。(無線LANはどうなのだろう。)もっともかなり奥の席だったからかもしれないが。入り口に近いカウンター席などなら大丈夫かも。ここに座るとコーヒーを淹れているところを目の前で見ることができる。