中大経済学部シンポジウム「経済学部における教育とジェンダー」

 http://d.hatena.ne.jp/june_t/20050922/p2

 パネリストは矢澤澄子、大沢真理、天野正子という豪華メンバー。
 矢澤報告は、東京女子大の1960年代以来の「リベラル・アーツ」としての女性学教育の実践について。報告そのものはともかく、このテーマにもってくるには少し一般的すぎたか。大沢報告は、経済学の主流派にジェンダー視点が欠落していることを指摘、明快な語り口でばさばさと切っていく議論に感服。天野報告は、この報告のために用意されたものを含む、マクロなデータを駆使しての、経済学部教育の教育環境の教育社会学ジェンダー分析。
 休憩をはさんで、コメンテーターからのコメントと参加者からの質問、それに対するパネリストの応答、フロアとのやりとりなど。
 他大学での経済学部の教育実践報告があればよかったかと思う。その場合には、天野報告→大沢報告→教育実践報告という順序だろうか。

■懇親会

 17:30〜19:00まで生協で懇親会。
 うっかり司会の方に名刺を渡したために(いや別にいいんだけど)、あいさつをさせられるはめに。つい調子に乗って、一人漫才をやってしまった。ネタのために引き合いに出されたみなさま、ごめんなさい。
 今日の教訓:「たかはしにうかつにマイクを渡してはいけない」。
 理由:

  渡 し た ら ウ ケ を と る ま で 離 さ な い 。

 ※註:もちろん「いつもこう」ではありません。「ウケをとったら離す」ということもありません。