「せんたく休暇」

 官人朝廷につかふる時、毎月一旬に一度まかでて、衣服をあらふなり、されば一月三十日を上澣・中澣・下澣とぞいうとぞ。(『大和物語抄』)

 「澣(かん)」は洗濯のこと。唐の制度にならって、ひと月三十日間に3回洗濯休暇があったということ。
 たいへんだったんですね、洗濯。


てことは、勤めてる人は自分で(も)洗濯してたってことか。まあエラい人はあれやれこれやれゆーてただけかもしれんけど。