そして本を買ってしまう。

 昨日「S社からお仕事の打診」(註:現在お引き受けするか、なお思案中です)と書いたら「社会思想社ですか」という質問をされてしまいました。そこはもう倒産してるよ。*1
 ということで、思い出にひたりながら注文してしまう。(全てAmazonのユーズド商品です。)

 まずはこれ。↓

アレール姫の指環 (現代教養文庫―A&Fシリーズ)

アレール姫の指環 (現代教養文庫―A&Fシリーズ)

 なぜか『女王の矢』とこれとマッキンリーの『青い剣』(ダマール王国シリーズ)とが、わたしの中ではずっとごっちゃでした。
 これ↓は短編集。一部立ち読みしてたような。『ウォーロック』誌にもファンタジー紹介の連載持ってましたっけ?

幾千の夜を超えて (現代教養文庫)

幾千の夜を超えて (現代教養文庫)

 これ↓はH書房ですが。

 ……てか、続きってどうなったんだっけ神月さん。

赤の魔術師 (現代教養文庫―アドベンチャー&ファンタジー (1428))

赤の魔術師 (現代教養文庫―アドベンチャー&ファンタジー (1428))

 ナンシー・スプリンガー。そうですよ、井辻さんの訳ですよ。でも、早川の「アイルの書」ほどは売れなかったんだろうな。あっちは中山星香さんの表紙でした。これは(絵は出ないけど)米田仁士さんらしい。負けてないのに。

 そういや、ほかにも「ゲーミング・マギ」とか「ライアヴェック」(だっけ)とかあったな。『緑の猫』とか。これはたしか表紙は後藤&加藤。
 その頃に無茶苦茶売れてたのが、「ベルガリアード」(早川書房)なのですよ。この頃は早川の一人勝ちだったわけですね、要するに。新潮のファンタジー文庫もすぐつぶれたし。ええわたしも「ベルガリアード」とか「アヴァロンの霧」とかを優先して買ってしまってましたよ。あと、「リフトウォー・サーガ」とか。早川に乗せられていましたね。orz
 なんというか、FTさえ買っておけば安心という感じがありました、あの頃。
 しかし、今はなき『幻想文学』に掲載されていた、早川書房の編集者さんへのインタビューによれば、それでもとことん少ない部数だったようですけど。
 
 うー、M・ラッキーの『女王の矢』下巻ほしい〜。

*1:サイマルでもサンリオでもありません。ついでながらサンマーク出版とかでもないです。(笑)引き受けるまでは外では内緒だよ。