そして本を買ってしまう。
昨日「S社からお仕事の打診」(註:現在お引き受けするか、なお思案中です)と書いたら「社会思想社ですか」という質問をされてしまいました。そこはもう倒産してるよ。*1
ということで、思い出にひたりながら注文してしまう。(全てAmazonのユーズド商品です。)
まずはこれ。↓
- 作者: スーザンデクスター,井辻朱美
- 出版社/メーカー: 社会思想社
- 発売日: 1988/06
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
なぜか『女王の矢』とこれとマッキンリーの『青い剣』(ダマール王国シリーズ)とが、わたしの中ではずっとごっちゃでした。
これ↓は短編集。一部立ち読みしてたような。『ウォーロック』誌にもファンタジー紹介の連載持ってましたっけ?
- 作者: 神月摩由璃
- 出版社/メーカー: 社会思想社
- 発売日: 1989/08
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (4件) を見る
これ↓はH書房ですが。
- 作者: 神月摩由璃,あしべゆうほ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1992/07
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (3件) を見る
……てか、続きってどうなったんだっけ神月さん。
赤の魔術師 (現代教養文庫―アドベンチャー&ファンタジー (1428))
- 作者: N・スプリンガー,井辻朱美
- 出版社/メーカー: 社会思想社
- 発売日: 1992/04
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
ナンシー・スプリンガー。そうですよ、井辻さんの訳ですよ。でも、早川の「アイルの書」ほどは売れなかったんだろうな。あっちは中山星香さんの表紙でした。これは(絵は出ないけど)米田仁士さんらしい。負けてないのに。
そういや、ほかにも「ゲーミング・マギ」とか「ライアヴェック」(だっけ)とかあったな。『緑の猫』とか。これはたしか表紙は後藤&加藤。
その頃に無茶苦茶売れてたのが、「ベルガリアード」(早川書房)なのですよ。この頃は早川の一人勝ちだったわけですね、要するに。新潮のファンタジー文庫もすぐつぶれたし。ええわたしも「ベルガリアード」とか「アヴァロンの霧」とかを優先して買ってしまってましたよ。あと、「リフトウォー・サーガ」とか。早川に乗せられていましたね。orz
なんというか、FTさえ買っておけば安心という感じがありました、あの頃。
しかし、今はなき『幻想文学』に掲載されていた、早川書房の編集者さんへのインタビューによれば、それでもとことん少ない部数だったようですけど。
うー、M・ラッキーの『女王の矢』下巻ほしい〜。