今日のこと

 今日は今月2度目の会津行き。郡山までは新幹線、そのあと若松まで磐越西線。ここでは爆睡。若松で手洗いの鏡に顔を写して見たら、肌は荒れてるし、ずいぶんひどい顔だった。お化粧もしてなかったし。*1
 若松からさらに会津鉄道(正確には途中から乗り入れ)に乗り換えて会津田島へ。車両は1両だけ。ここまでくると車内は完全に観光色に染まる。向かい合わせた席には、南若松から乗ってきて、田島からさらに乗り換えて鬼怒川温泉までいくおばあさんの二人連れ(ブランド物のバッグをかかえている)。あちこち旅行してまわっているらしく、松戸がどうの、船橋がどうのという話になっている。
 会津鉄道は単線なので、途中交換待ち合わせで2度停車した時間も含めて、若松からは1時間20分ほどかかった。
 ただ、車窓の向こうに広がる景色を見ていても「のどか」だとか感じられない自分がいる。もちろん一つには仕事にいく途中だからだが。
 会津下郷ですれちがった列車はワンマンだったが、「会津浪漫」というお座敷列車を後ろに接続していた。これにはちょっと目を引かれた。お昼時だったので、テーブルを囲んで、家族で食事などをしているのが目に映った。
 しかし、さすがにPHSははいらないが、携帯はアンテナが3本立っている。立ちっぱなし。さすがDocomo。(笑)
 そうこうしているうちに田島着。車内は意外なことに常に(この「常に」がポイントね)満員だった。天候は晴れ。比較的暖かい日和。
 車で迎えに来ていただいて、県の方部合同庁舎へ。ちらりと見えた旧郡庁舎は妙にレトロ。聞くと、鹿鳴館時代のもので、内部を改装して、民芸品などの展示に使っているとか。今日は入れなかった。(入りたかったわけではないのですが。)
 主査の方によると、一昨日は寒くて雪が「里へ下りてきた」そうだ。峠を越えた檜枝岐方面ではもう積雪もあるらしい。明日も寒くなるらしい。今日はつかの間の小春日和だったということだろうか。
 さて仕事のほうは、というと、うーん、ちょっとミスマッチだったかな、と思う。やっぱり地域でかなりの温度差があるなあということを感じた。もっとも面白いハプニングもあって、わたしとしては楽しかったが。
 帰りがけには、田島駅で少しおみやげを買い込む(のちに悲劇が)。来た道のりを忠実にたどって福島へ帰着。ところがバスを待っているときに荷物を落としてしまい、おみやげの純米吟醸が水の泡となってしまった。しくしく。これが大吟醸だったりしたらもう泣くに泣けなかったかも……。

*1:いつもしてません。