福井県生活情報館撤去本リスト公開

撤去書籍のリスト公開 上野東大教授らの著作
 福井県が、上野千鶴子東大教授らのジェンダー関連の書籍を県の施設から一時撤去したため、上野教授らが撤去対象になった書籍のリストの公開を求めた問題で、県は十一日、非公開から一転してリストを公開した。

 福井県生活学習館では3月に、県の男女共同参画推進員の一人からの「内容が過激で不適切」という指摘で、書架から約150冊の書籍を撤去していたわけですが。(その後抗議を受け、撤去本は元の場所に復帰。)
 リスト公開を6月に請求したときには、県は公開を拒否していたのに、今回一転して公開決定。おそらく行政訴訟を起こすと上野さんたちが通告したからだと思います。
 なお、リストは以下で見ることができます。

(寺町みどりさんのBlog)

岐阜県民ネットワークのサイト、PDFファイル)

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■ワクワクしながら

 リストをダウンロードしてしまったわけですが……わたしの本は入ってなかったです。orz
 きっと買ってもらってないんだ。あるいは、「女性問題・男性問題」のコーナーにないとか。(福井県の他の施設だと、「文学」の棚に置いてあるらしい。十進分類では901.3とかになるようです。)
 ……と、ネタはさておき。
 リストを見ると、加藤大地の『女子大は憲法違反か!?』とかあるよな。これって、……「過激」か。(笑)アラン・コルバンの『娼婦』とか、ちくま文庫の『売春の社会史』とか、なにがどう「過激」で「不適切」なのか意味不明なものもあるよ。