ボーナス

 今日はボーナスの支給日だったたかはしですこんばんは。でもあまりうれしくありません。(全然増えないから。行き先決まってるし。)
 ところで、本日の柿柳センセイが「だから大学における現物支給のボーナスって何よ。」という問題提起をされているので、考えてみたい。
 そういえば、一昔前の不況の時期に、大企業のボーナスが現物支給だというまことしやかな噂が、信ずべき消息筋より流れたことがあった。
 「えー、じゃあさくら銀行*1の現物支給って。」
 「やっぱ札束なんじゃん?」
 「一円玉10万枚とかだったらやだよな。」
 「それ重そう。せめて500円玉。」
 「じゃあ、NECは?」
 「PC9801。*2
 「『キミ、今期営業成績よかったから、98を2台ね。』とかになるの?」
 「やっぱそういうときは、ディスプレイ付きとかにしてほしいよな。」
 「意外に卓上スタンド20台とか。」
 「それどーしろっての。売るのか。チケットみたいなもんか!」
 「さわぐな。日立造船はなんだろう。」
 「……さすがにタンカー1隻とかじゃないよなー。」
 「部品なんじゃ? スクリューのはね1枚とか。」
 「場所とるし、重いし、売れそうにもないね。」
 「日本鋼管は鉄パイプ。」
 「顔はぶたないで! わたし、女優なんだから。」
 「あんたは薬師丸ひろ子か! つーか、鉄パイプでなぐるとしねるって。」
 ……鋼管におつとめの方ごめんなさい。
 まあそういうネタがあったわけだ。
 で、大学は。大学が扱ってるものってなに。
 1)学生。いや、学生もらっても。食事代かかるだけだし。あ、それはウチで飼ってる大学生か。*3
 2)知識。どう受け取れと。本でも読むのか。それ、いつもやってるし。
 3)図書館の本とか。うれしいかも。……いや、うれしいかそれって。図書館でとってる古新聞とかはやだな。トイレットペーパーと交換するしかないじゃないか。
 4)あとは、学位。何を隠そう、わたしは「社会学修士」である。*4つまり博士号を持ってない。だから現物支給で博士号をくれるなら、ちょっとうれしい。
 ところが一つ問題がある。勤務校には博士課程がない。つまり博士号が出せないのである。ダメぢゃん。orz 近くの旧帝大OEMでもしてもらいますか。
 しかも。一度もらうと次はもらえない。来年もらうものがなくなるのだ。経済学で今度は博士号をもらう、というわけにもいかない。それとも、更新制にするか。論文書いてないと博士号剥奪。ただしボーナスで毎年支給。(なにそれ
 ……アホなことを考えているうちに新幹線は南へ。もうすぐ宇都宮。

*1:そんな銀行もあった気がする。

*2:そういうコンピュータもあった。今は昔。

*3:いや、人身売買です。人権侵害です。やってはいけません。

*4:いや、「修士社会学)」だったかも。まあどうでもいいが。なんの役にも立たないし。証書もらったような気もするが、どこにやったか覚えていない。修士号なんてその程度のものである。気にするな。(って誰にいってる。)