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- 作者: 斉藤直子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/12
- メディア: 単行本
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デオン・ド・ボーモンが主人公の歴史ファンタジー……でいいのかな? ファンタジーというよりは歴史小説っぽい感じもする。
衝撃的なのは、西洋史に名高い色男・カザノヴァが、関西弁でしゃべること。
「ほなどうして奴の代理人なんぞ引き受けた」
「義理がある。彼の父君に僕の叔父が世話になった」
「なんやそれ……」
デオンとカザノヴァの出会いのシーンで二人が交わす会話です。関西弁のほうがカザノヴァのセリフ。イタリアなまりだから、ということらしいです。(笑)