Adobe Readerでのレビューを可能にする

 Adobe Acrobat 7.0 Professionalには、レビュー用にAdobe Readerでの注釈編集を可能にする機能があります。これまで全然使ったことがなかったのですが*1、やってみたらうまくいったので、メモ。8.0でもできるはずです。

  1. [注釈]→[レビュー用に送信]→[レビュー用に電子メールで送信]を選択
  2. ファイル名を入力して[次へ]で先へ進み、自分のメールアドレスを送信先に指定する。
  3. Outlook Expressが起動してメールが送信される。
  4. 受け取ったメールを別名で保存。
  5. 保存したファイルをAdobe Readerで開くと、注釈やハイライト表示ができるようになっている。

 わたしはOutlook Expressの設定をしていないので、実は送信がエラーになるのですがw、その場合でも、スタートメニューからOEを起動して送信トレイをのぞくと、ファイルが添付されたメールがあるので、添付ファイルを別のところへ保存してやればOK。
 LinuxマシンでPDFを読むときにはすごく便利です。LinuxにはAcrobatがないのですが、Adobe Readerを入れて、このやりかたで注釈を可能にしておけば、Acrobatで編集しているときと同じように注釈を入れたり、ハイライト表示したりできるようになります。(ハイライト表示をすると、黄色のマーカーを引いたような感じになります。)
 なお、論文などをスキャンしてPDF化している場合は、OCRにかけて文字データを作っておくとやはりマーカー引けたりするので、時間があるときにやっておくのがよいと思われます。[文書]→[OCRを使用してテキストとして認識]でできます。

 上は、Adobe Readerでマーカー引いているところ。論文読みながらメモしたりするような感覚です。

*1:てゆーか、この機能が使いたくて、高いProfessionalを買ったのではなかったか。