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社会調査と権力―“社会的なもの”の危機と社会学

社会調査と権力―“社会的なもの”の危機と社会学

目次

  • 序 章 〈社会的なもの〉の危機と社会調査[田中耕一
  • 第I部 〈社会的なもの〉の変容と社会調査的な知
    • 第1章 リスク社会と知の様式 ― 不和と監視[三上剛史]
    • 第2章 保険と調査 ― もうひとつの社会調査史[小幡正敏]
    • 第3章 高齢者介護の計測と身体管理 ― 介護保険による身体へのまなざしの変容[寺田明代]
  • 第II部 社会調査は何を行っているのか
    • 第4章 薬害HIV感染被害問題調査のリフレクシヴな理解[山田富秋]
    • 第5章 曖昧さのない質問を行うこと ― 相互行為のなかの情報収集[西阪 仰・川島理恵]
    • 第6章 心は直観的統計学者か?― 実験心理学における確率統計モデルの採用[重田園江]
  • 第III部 科学的(社会学的)知と権力をめぐって
    • 第7章 冷戦下の社会科学と社会学 ― 近代化論を中心に[渋谷 望]
    • 第8章 科学的言説と権力 ― 身体と権力の奇妙な関係と科学的言説[田中耕一
    • 終 章 死と社会調査 ― いま求められている実践としての知とは何か[荻野昌弘]