ようやく読んだ

流れよ、凍りし我が涙 幻獣降臨譚 (講談社X文庫)

流れよ、凍りし我が涙 幻獣降臨譚 (講談社X文庫)

 やっとちょっとおもしろくなってきたかも。
 いろいろ気になるところは多い話なんだけど、今回「?」と思ったのは、アランダム騎士団という組織の形式性の低さ。ミルテとその父親が、短期間のうちにちゃっかり騎士団に食い込んじゃうなんてところによく表れています。いいのかこんなんで。
 ちなみにタイトル見て、

流れよわが涙、と警官は言った (ハヤカワ文庫SF)

流れよわが涙、と警官は言った (ハヤカワ文庫SF)

を連想した人は多いはず。(笑)
 あとがきでCDドラマの話題があったんですが、ディクスが入野自由って、ぴったりじゃん。今回天然なところはないけど。あ、そういえば、p.208の同じ行に「ディクス」と「ディスク」が混在していて、ものすごく笑えた。気づけよー。
 光焔=中田譲治は……悶絶ものでした。(笑)