スパムは減ったか

 昨日のエントリで説明した方策を講じた結果、結論から言うと、スパムメール受信は確実に減りました。以下、詳細。

 サーバの稼働をリアルで見ていると、スパムメールが送られてくるときには、かなりまとまって送られてくるようで、急に忙しくHDDアクセスがあり、プロセスがいくつも立ち上がります。そのまましばらく相手のレスポンスを待つ時間がありますが、その間プロセスは保持され、その後順次タイムアウトで消えていきます。maillogを見ると、DNSで引けないか、ダイナミックDNSドメインからのアクセスは、こうしてほとんどはじかれています。
 ただ、サーバを経由しないで直でわたしのアドレス(@niftyのものとか)に送りつけられるスパムは、当然ですがこの方法では排除できませんので、総数でいうとそんなに減った感じはありません。あと、maillogの量も減らないのね(^^;)。
 ただし実のところいちばん気になっていたのは、メーリングリストに送りつけられるスパム。研究室のサーバでは、ML会員外からはメールを受け付けず、元の送信者に送り返す設定になっているので、そうすると架空の送信者やスパム業者が勝手に送信者に設定したアドレスにメールを送ってしまいます。これを減らしたかったのです。(と同時に、管理者であるわたしにも同報されるので、これが“スパム”になります。)
 形として研究室のサーバがスパムを「中継」しているようになっていた(いわゆるリレーではありませんが)のですが、これがなくなったのはすごくよいこと。現在のところ、スパム対策は成功しているといってよいでしょう。あとは、本来MLに送りたい人がきちんと送れるかということですが、今のところのMLの稼働状態を見ている限りは、問題なさそうです。