Ubuntu8.04

 LiveCDを使ってみた。
 なんで使ったかというと、この説明が長い。そもそも鍵を東京の家に置き忘れて家に入れず、大家さんが不在だったので、講義の準備をするために大学へ行ったことから始まる。ついたのは4時半をかなり回った頃。もう少し時間が早ければ、大学図書館で仕事してもよかったんだけど、図書館は5時に閉まるのよね。
 で、鍵がないから研究室には入れないので、カードキーで入れる社会情報の部屋のDELLで作業をしてたのだが、このマシンにはOpenOffice.orgはインストールされてない(講義用のファイルは全部OOoのImpress)。そこでおもむろに、コンビニで買ったCD-Rを取り出し、富山大のサイトからUbuntu日本語版のisoをダウンロードして焼いてブート。即席OOo稼働マシンのできあがり。
 ……というのが経緯。
 さて8.04の仕上がりだが、非常にシンプルでスマートなディストリビューション、という印象。最新のハードにもきっちり対応している(これは実は先日別のマシンで検証)。動作も軽快。日本語環境も問題ない。ネットワークは手動で設定したが、これはまあしょうがない。DHCPじゃないし。
 今回はHDDにインストールしたりはしなかったが、インストール時には若干注意が必要だろうか。特にUSBメモリにインストールするなど、特殊なことをする場合。デフォルトで内蔵HDDのブート領域にGrubを書き込む設定で、しかもそのことがインストールのメニューからぱっと見てわからない(途中の「詳細設定」のメニューで設定する)ので、「HDDはいぢりたくないんだけどー」という時に見落としてしまうことがあるかも。すいません、引っかかりました。