Ubuntu8.04.1を使ってみる

 8.04が出たときにすでに使ってみているわけだが、USBメモリにインストールすると、Gnomeが起動しないという不具合(なのか仕様なのか)があった。Ubuntu自体はきちんと動く(rootのxtermで入れる)ので、「Xfce入れればよくね?」とか思って強引にXubuntuにしてみたら、起動した。その状態でしばらく放っておいたのだが、8.04.1が出て不具合が修正されているらしいので、この機会に再度インストールしなおしてみることにした。
 インストール自体は何の問題もない(これは8.04も)。最初、なぜかうまくgrubがインストールできなかったのだが、もう一度やってみたらうまくいった。最初だめだった理由はまったくわからない。
 アプリは、Firefox3.0、Gimp、OpenOffice.org2.4など。synapticからAdobe Reader8.0とかRealPlayer10などもインストールできる。Boincもあったので、Rosetta@homeを動かしてみた。ついでにATOK入れたり、そのほかにもいろいろいぢってみた。(ネコとかw)

 まだテーマはFirefox3に対応していないものが多い。
 Ubuntuの使い勝手は、全体的に上がっていると思う。Windows共有フォルダへのアクセスも安定してきたし、漢字のフォルダやファイル名もほぼきっちり表示される。ときどき「あれ?」と思うこともあるが。

■RAMディスク

$ mkdir /home/june/rmdsk

としておいて(マウントポイントの作成)、/etc/fstab に

/dev/shm /home/june/rmdsk tmpfs size=64m 0 0

という行を付け足す。(sizeはRAMディスクの大きさ)
 あとは先に書いたように、Firefoxのキャッシュとかをこの中に置いたりすればいい。ATOKのユーザ辞書もここに入れとくとよいかも。ただし、起動時にコピーして、終了時に書き戻すようなスクリプトを書かないといけない。いつかやる。

■その他

 /etc/fstab の話が出たついで。
 USBメモリなどから起動する場合は、/etc/fstab の中で noatime を指定して、ファイルへのアクセス時間を記録しないようにしておくべき。これでだいぶ体感速度が上がるし、書き込み回数が減るので、USBメモリの寿命が延びる。