正月休みのワインたち

 どれも税込みで1000円台前半から3000円程度のものです。スペインワインが好きでよく注文するのですが、今回ボルドーの割合が高いですね。まあサンテミリオンも好きですけど。

  • トッレ・マリア・グラン・レゼルヴァ 1999

 バレンシアの格安グラン・レゼルヴァ。樽香がしっかりしていて、ほどよくへたった感じの熟成感(ほめてます、念のため)とマッチしている。口当たりもまろやか。好みのタイプであることを割り引いてもおすすめ。コスパがよい。

  • シャトー・ヴュー・ラルティーグ 2005

 サンテミリオン・グラン・クリュ。けっこう期待していたんだけど、それほどでもなかった。ちょっと薄っぺらい感じ。ドライ・フルーツや淡泊な味の料理と合いそう。

 「神の雫」に登場のワイン。シャトー・ジスクールがオー・メドックに所有している土地でとれたぶどうから作ったワイン……ということらしい。タンニンがしっかりしていて、もう5〜10年ぐらい待ってからでも、じゅうぶん間に合う気がした。しかし、それよりなにより素晴らしいのは、見事に調和した香りのほう。複雑で華やかなアロマは、年末・年始のワインの中では群を抜いていた。

  • ル・クワン 2006

 コルクが傷んでいたので、きちんと評価できない。なぜか熟成香が強くした。ワインまで傷んでしまう寸前だったのかもしれない。悪くなっていてこれなのだから、ちゃんとした状態のものだったら、おいしいお酒なのではと思わされた。

 若いワインらしく果実味豊か。というよりほかにあまり覚えていない。

  • シャトー・オー・メテ 2006

 開栓してからしばらく待つと、複雑なフレーバーが楽しめるボルドー。まあまあ。