更科日記

 一橋でホッケ大のひとと資料収集。萩原久美子さんも同席された。関係するものをざっと見て、「めんどくさいので全部コピー」という結論になったのはいささか悲しかったが。(笑)
 主に調査対象地にある高校の進路資料を見ていたのだが、卒業生は地域内ではほとんど就職していない。(進学者は、時期にもよるが、全体の1〜2割程度か。)「これだと『地域労働市場』というのは成立していないんじゃないか」(萩原さん)というようなことをしゃべりながらの作業だった。
 高校の進路資料は、特に就職先の数字のカテゴリーがころころ変わるので、通時的なまとめがほとんど不可能そうである。進学先も、合格した大学(進学先ではないような感じ)を全部書いてあるらしい。延べ人数じゃなくて、進学者数が知りたいのだが……。
 途中、お昼はホッケ大のひとの希望で、大学通り東側の「更科」へ。ややお値段高めのおそば屋さんである。わたしが頼んだのは天そば(1400円)だが、えびは二尾ついてきた。
 作業終了後、知り合いの方の研究室をいくつかのぞいて(誰もいなかったけど)、ロージナでお茶して(月曜日のストレートはコロンビア)、帰路についた。帰りの電車内では、ほとんど意識が保てなかった。