ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール2010、ルイ・ジャド

 いわゆる「ボジョレー・ヌーボー」。去年のヌーボーがよすぎたし、また、今年のはそれほどでもないよね、という評判を聞いていたので、あまり期待はしていなかったのが半分。でも、腐っても(腐ってないけど)ルイ・ジャドじゃん、という期待が半分で飲みました。先週火曜日から風邪で、一日仕事を休んだほどだったのですが、やはり目の前に現物を置かれてみると、我慢がきかずに開けてしまったわけです。(笑)
 「ルイ・ジャドのヌーボーは〜」的な解説はネットにあふれているので、以下見たまま飲んで感じたままで。
 抜栓すると、強めのベリー香。最初グラスに注いだときは光の加減と量が少なかったせいか、やや明るい赤と思ったのですが、実際はかなり深く、濃い赤でした。口に含むと、甘みを感じるぐらいの果実味が広がります。そして味もやはり濃いめ。
 やや酸味が強く、連続で飲んでいると舌が慣れて、そちらだけを感じるようになりがちなので、あっさり目のチーズか生ハムで口直ししながらいただくのがよさげ。お値段(3100円)に見合うかはともかく、これはこれでおいしいワインだと思います。
 今年はあと、ルロワのヌーボーを買ってあります。これはまた別の機会に。