2004-12-06から1日間の記事一覧

三砂ちづる、『オニババ化する女たち』・コメント

この本の言いたいことというのは、近代化の過程の中で身体性がなおざりにされてきているが、それを何らかの形で回復していくような道筋を作っていったほうがよいのではないか、ということにつきる。そして、その趣旨には必ずしもわたしとしても反対ではない…

コース入門科目:牟田和恵、「『家庭』の登場とそのパラドックス」

初出は1990年の『社会学評論』。牟田和恵さんの「出世作」と言ってもいいだろうか。*1 『社会学評論』に掲載されただけあって、いわゆる「論文」の形式をきっちり備えている。1の部分が序論、2・3が本論、4が結論(まとめ)。1の冒頭で西欧家族史研究が…

読了:高千穂遙、『ダーティペアの大復活』

所要時間約1時間。二人が相変わらずで嬉しい。いや、ユリが実は巨大ロボおたくだったという新たな事実が判明したか。作者もすっかりおじいさんになっちゃった。なんだこのスキンヘッドわ。