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フィールドワークの授業

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3年ぶりにフィールドワークの授業をもつことになりました(前回と同じ人とペアで)。今日はその1回目。お互い自己紹介して、MLに登録してもらい、前期分の担当などを決めただけ。本格スタートは次回以降になります。 前期のうちに読んでいくテキストは次の…

コース入門科目:中内敏夫、「新学校史の社会過程」

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コース入門科目最終回。 中内さんの論文は、最初に『新しい教育史』の序を読んで、そのあと子ども史、そしてこの論文と、都合3本読んだことになる。 レポータの報告は若干ピントをはずしているところと、理解が不十分な箇所がいくつかあった。まあしょうが…

コース入門科目・落合恵美子「ビジュアル・イメージとしての女」 

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今回のテキストは落合恵美子「ビジュアル・イメージとしての女―戦後女性雑誌が見せる性役割」(女性史総合研究会編、『日本女性生活史』、第5巻・現代、東京大学出版会、1990年に所収)。日本女性生活史〈第5巻 現代〉作者: 女性史総合研究会出版社/メーカ…

コース入門科目:沢山美果子、「子育てにおける男と女」

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以下の書籍に所収。日本女性生活史〈第4巻 近代〉作者: 女性史総合研究会出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1990/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 今回のポイントは: 過去に学んだことを忘れるな ごくごくシンプルなもの。が、…

コース入門科目:牟田和恵、「『家庭』の登場とそのパラドックス」

初出は1990年の『社会学評論』。牟田和恵さんの「出世作」と言ってもいいだろうか。*1 『社会学評論』に掲載されただけあって、いわゆる「論文」の形式をきっちり備えている。1の部分が序論、2・3が本論、4が結論(まとめ)。1の冒頭で西欧家族史研究が…

コース入門科目・スコット「女性の歴史」

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今週は、ピーター・バーク、『ニュー・ヒストリーの現在』(谷川稔ほか訳、人文書院、1996年)に収録されている、ジョーン・スコットの女性史の研究史を読む回。 今回はちょっと意地悪をしたのだけど、 序論 本論(1)プロフェッショナルと政治(1960年代)…

コース入門科目・J.スコット「女性史について」

今週と来週とは、J.スコットの女性史関連の文章がテキスト。 今週は『ジェンダーと歴史学』(荻野美穂訳、平凡社)に収録されている「女性史について」でした。ジェンダーと歴史学 (平凡社ライブラリー)作者: ジョーン・W.スコット,Joan Wallach Scott,荻野…

コース入門科目・中内論文後半

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後半というか二〜四の部分。 二のところの構図は単純。ここでも「第一領域」「第二領域」という二分法が出てくる。で、時間と空間双方(これもある種の二分法)における両者の関係が確認される。さらに後半では、国家と家族・市民社会という二分法も登場する…

コース入門科目本格始動

今日は中内敏夫『新しい教育史』(新版、新評論)の序論の「一」のところを、90分かけて読んでいきました。新しい教育史―制度史から社会史への試み作者: 中内敏夫出版社/メーカー: 新評論発売日: 1992/05メディア: 単行本この商品を含むブログを見る ゼミで…

コース入門科目・初回

2年生対象の演習・実習科目であるコース入門科目、今日が初回(先週は祝日でした)。中内敏夫先生の『新しい教育史』(新評論)の「序」を読むことになっています。 この論考は、改訂版が出る時に、かなり修正が加わっていて、本当はどこがどう違っていて、…