さるなしのお酒

 買ってきた果実で漬けているだけでなく、せっかく福島にいるのだから(?)ということで、同僚に頼んで、お庭にある「さるなし」の実をいただきました。これで新たに酒を造ってみようと思います。さるなしは、中国や日本に自生しているつる性の木で、実は小さいのですが鮮やかなエメラルド・グリーンで、甘く、芳香を放ちます。その一種のシナサルナシはニュージーランドにわたって改良され、キーウィフルーツになりました……といえば都会の方にもどんなものか想像がつくでしょうか。(もっとも、実の外側にあんな毛は生えてませんし、もっとずっとこぶりですけどが。)あまりたくさんはとれなかったので、漬けたのは小さめの瓶。半年はかかるそうで、気が短いわたしとしてはつらいところです*1。鈴木めぐみさんに感謝。

 同時に、りんご(紅玉)でひと瓶漬けました。6月に漬けたバレンシアオレンジがあまりうまくいかなかったので、りんごでリベンジです。(こらこら)

*1:にがみと甘みの調和したお酒になりました。色は今ひとつよくなかった。これは漬け方かな(2004/10/29)