大掃除・小掃除

 「大掃除は小掃除を兼ねる」と言ったのは誰でしたっけ? あれ、「大規模破壊は小規模破壊を兼ねる」だったっけ?
 ……いや、それはともかく、大掃除のシーズン到来です。
 といっても、家事の中で何が苦手って、この「大掃除」です。まともに大掃除ができたためしがありません。ふだんから「掃除エネルギー」を小出しにして、水回りはきれいにしておくようにつとめていますが、毎日コンロの掃除とかするわけにもいきません。それでもコンロは1年に1回もやればいいかなってものですが、一番問題があるのがひと月かふた月に一度はやっておくべきことがらかも。新聞紙の片づけが最たるもの。
 ということで、うちには新聞の山が半ダースあります。書籍の山とどっこいです。研究室には、毎日こまめにたまってくる書類やビラ、パンフレット、授業の資料(学生配布用:余ると持ち帰る→「ください」と後で言ってくる学生がいるのでとっておく→たまる)などが山積。そして、これを片づけられないのです。(泣)
 honeyskyさんが、「壊滅的に片づけが下手なのと気分的に切羽詰ってくると部屋の中のことがどうでもよくなりがち」(id:honeysky:20041219#p1)で、部屋の中がものすごい、とお書きになっていますが、たぶんタメがはれます。いや、わたしは片づけに来てくれる人がいないので、もっとひどいです。さすがに前世紀の遺物(=2000年およびそれ以前の古新聞)はないと思いますが……。でももしあったらどうしよう。(怖)
 一つには、前世紀末から週末家にいることがあまりない、ということも遠因です。つまり小掃除ぐらいは夜ちゃちゃっとやったり、昼間気がついた時に限られた時間でできるのですが、大掃除はまとまった時間がないとできない。ウィークデーはどうしてもそれがやりにくい、かてて加えて、「掃除エネルギー」を外部で使い果たして家に帰ってくる(泣)ことが多発して、矛盾はこの目の前の山となって顕現する……というわけ。
 研究室の片づけは、何度か学生や院生に手伝ってもらってやろうと決意はするのですが、今までその度に、頼んでいた院生や学生の事情でお流れになっています。いえ、彼女/彼らのせいではありませんもちろんわたしのいしがよわいのがげんいんなのです