勝手に企画:今年読んだこの3冊(でなくても)

 頭痛がして(世間一般には二日酔いといいます)新しいことに手を出す気になれないので、今年一年をふりかえる勝手企画。トラックバックでご参加下さい。今年出た本ということではなく、今年読んだ本でかまいません。
 ここでは「ジェンダー」「セクシュアリティ」という視点から。もっとも、3冊におさまりそうにないのですが。

  • ノンフィクション系
    1. 阿古真理、『ルポ「まる子世代」―変化する社会と女性の生き方―』、 集英社新書、2004年。
    2. 河合香織、『セックス・ボランティア』、新潮社、2004年。
    3. 野口やよい、『年収1/2時代の再就職』、中公新書ラクレ、2004年。
  • 学術系
    1. 田口亜紗、『生理休暇の誕生』、青弓社ライブラリ、2003年。
    2. 加藤秀一、『〈恋愛結婚〉は何をもたらしたか』、ちくま新書、2004年。
    3. 山尾美香、『きょうも料理』、原書房、2004年。*1

 フィクション系は後日。
 学術系ではこのほかにも、首藤若菜、『統合される男女の職場』(勁草書房、2003年)、浅倉むつ子、『労働法とジェンダー』(勁草書房、2004年)、V・ブライアンの『争点・フェミニズム』(勁草書房、2004年)、鹿野政直、『現代日本女性史』(有斐閣、2004年)などを入れてもよかったかもしれません。このへんは読みきっていないので、遠慮しました。首藤さんの本は図書館で注文中。まだ到着していません……。(勁草が多いな。)
 そういえば、12月17日に佐藤文香さんの『軍事組織とジェンダー自衛隊の女性たち』(慶應義塾大学出版会)も出ていますね……ちとチェックが遅れていた。

*1:これを「学術系」というと首をひねる人がいるかもしれませんが、きわめて真面目な本ですので、ここへ。